いかるがオヤジ味噌 〜おいしい、楽しい、味噌作り〜
いかるがオヤジ味噌 〜おいしい、楽しい、味噌作り〜
いかるがオヤジ味噌の由来
三人の男が味噌作りを思い立ち、その名前を「男味噌」としました。ところが、三人の風貌からして「男味噌ではカッコ良すぎ」との周囲の声に圧倒されて、「オヤジ味噌」に変更となり、さらに発祥の地「斑鳩町」を冠にして、めでたく、「いかるがオヤジ味噌」誕生となりました。
オヤジ味噌が美味しい理由
オヤジ味噌製造の1単位は大豆1升(約1.5kg)、麹3升(3kg)、ミネラル塩720gです。大豆と麹の重量比で1:2、体積比で1:3です。出来上がりの味噌の重量は約7kgですから、塩の比率は約10%になります。麹の量は白味噌なみで、塩は白味噌よりも多く入れますが、それでも減塩です。標準味噌の熟成期間1年よりは少し短く10ヶ月ほど寝かせて作ります。贅沢に使った麹がソフトな甘さを生み、大豆のうまさを引き出して、とてもまろやかな美味しい味噌に仕上がります。なお、仕込みは寒い時期がよく、1月から3月初旬くらいまでと決めています。
発起人となった三人のオヤジを紹介します
麹の健気な働きに心酔し、発酵のしくみに神秘を感じる理論的リーダー。何でも麹と組み合わせたがり、新製品誕生に情熱を燃やすが、本人の告白によれば出来上がりの味はイマイチで、伝統的な材料をじっくり発酵させるのがやっぱり一番とのこと。作業の節目節目で密かに目配り、気配りを怠らない先生みたいなオヤジ。
師匠オヤジ
段取りオヤジ
製造場所を提供する斑鳩町の住人。製造日の決定、メンバーの製造順と時間割、材料の仕入れ、豆洗いに始まる前日からの準備、終了後の道具の手入れなど、裏方として進行を担当している。噂によれば、本人は定年退職後に手作り味噌で儲けようと考えていたとか?!今は手作り味噌の美味しさを多くの人に知ってもらおうと宣伝に努め、無料配布の相手が増えて困ったり喜んだりしている人のいいボランティアオヤジ。
作業が始まると遊び心がむくむくと湧いてきて子どもに帰ってしまう童心の持ち主。潰した大豆と麹を捏ね合わせるときは粘土遊びの子どものように楽しそう。捏ねた大豆をエイヤと瓶に投げ入れるときには「どうだ、うまいだろう」と言わんばかりに自慢の表情でニッコリ。あとは手際よく表面を均してゆく。楽しいものだから他人の分までエイヤッ〜!力仕事はお任せと仲間の分まで頑張ってしまうお助けマンの名人オヤジ。
名人オヤジ